旗・社旗・手旗

旗・社旗・手旗などを特注・オリジナルで制作する場合のポイント、検討事項についてまとめてあります。

基本的なポイント

サイズ

名入れの位置について旗は縦２：横３の比率にするのが一般的です。日の丸もこの比率のサイズになっています。小さい手旗から、大きな応援旗、スタジアム旗までさまざまなサイズで制作することができます。大きな旗は生地が１枚で作れないので何枚か縫い合わせて作成する場合もあります。下によく使われているサイズの一覧を載せておりますのでご参照ください。

また、こちらに載っていないサイズでもお作りすることができます。また、タテヨコの比率についてもオーソドックスな２：３以外の大きさでも作成可能です。お気軽にお問い合わせください。

サイズ	主な用途	サイズ	主な用途
H20cm×W30cm	手旗	H120cm×W180cm	社旗、団体旗一般用
H30cm×W45cm	手旗	H140cm×W210cm	社旗、学校掲揚塔向け
H70cm×W105cm	社旗、団体旗一般用	H180cm×W270cm	屋上、掲揚塔向け
H90cm×W135cm	社旗、団体旗一般用	H200cm×W300cm	スタジアム、掲揚塔向け
H100cm×W150cm	社旗、団体旗一般用

生地

旗の生地は何種類かあり、それぞれ特徴がありますので、使い方・ご予算などを考慮してご検討ください。

生地の画像	生地名称	特徴および主な用途
	エクスラン	エクスランという名称のアクリル生地です。社旗や団体旗によく使われます。アクリルバンデンとも呼ばれます。太い糸でざっくりと仕上げあります。色は少し乳白色です。製作コストは高めになります。
	天竺	木綿生地。社旗や団体旗、応援旗など幅広く使われます。小ロットから量産まで対応します。
	テトロンポンジ	薄いポリエステル生地です。応援の手旗、販促向けの旗に使われます。比較的コストを抑えてつくることができます。
	トロピカル	テトロンポンジより少し厚めのポリエステル生地です。販促向けの旗や社旗などにも使われます。
	ツイル	ポリエステル生地です。表面に畝があるのが特徴です。ポリエステルの中では少し厚手の生地です。

※生地の端切れの郵送を承っております。お問い合わせフォームかＦＡＸでお送り先とご希望の生地をご連絡ください。

原稿・デザイン

原稿内容や製作する枚数によって、プリント手法、金額なども変わってきます。

原稿について

色数が多かったり、複雑な柄の場合はコストアップになりがちですので、シンプルかつ効果的なデザインの原稿をおすすめします。生地の色は白になりますので、白は色としてカウントしません。例えば青い旗の場合には白い生地の地色を青ベタで印刷して製作します。

またインクジェット印刷の場合にはフルカラー印刷となりますので、色数は何色使っても金額は同じです。凝った図柄や写真、多色イラスト・マークなどがある場合には、インクジェットで加工した方がよい場合もあります。生地はポリエステル限定となります。

数量について

１度のご注文で作成する数量が多くなればなるほど単価が安くなります。
旗は屋外で使っているとどうしても消耗していくものですので、予備も考慮にいれて多めに作成してコストを抑えることもポイントです。

書体について

太くてしっかりした書体を使うのがおすすめです。
よく使われるフォントをいくつかご紹介いたしますので、ご検討の際にご覧ください。

書体	書体例	書体	書体例
角ゴシック		行書体
丸ゴシック		ポップ体
明朝体		江戸文字
楷書体

こちらに掲載している書体以外でも、ロゴ文字やロゴマークなども印刷できます。
この場合にはIllustratorなどでのデータの入稿が必要となりますが、データ形式などで何かご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

色について

DICカラーガイド色数が少ない方がコスト的に安くできる場合が多いです。

色のご指定がある際にはDICのカラーガイドやPantoneなどで色指定することもできます。カラーチップでの指定以外でも、現物や紙の資料などに合わせることもいたします。また、特に決まった色指定が無い場合には、画面上の色やデータの色を参照してある程度おまかせで作成することも出来ます。

写真やグラデーション、多色刷りのイラストなども印刷できます。金、銀などの特殊な色でも作成することも出来ますので、その際にはご相談下さい。

印刷・加工

原稿の内容と制作枚数に応じて、一番適した加工方法で印刷します。

シルクスクリーン

型を作って印刷する方法です。ある程度の数量がある場合にコスト面で有利です。のぼり、幕、旗、暖簾など幅広い用途に使われます。

インクジェット

生地にインクジェットでフルカラー印刷できます。水などで色落ちしたりすることはありません。生地はポリエステルのみになります。制作枚数が少なくて、多色刷りや写真がある原稿などで安く仕上がります。

防炎加工

生地に防炎処理を施すことができます。法律などで義務付けされている施設へ設置する場合には防炎加工が必要になります。加工済みを証明するためにシールを添付します。

縫製・仕立て

ポリエステル生地で簡易な応援手旗を作るような場合には、周囲を熱で裁断して（ヒートカット）仕上げることもできます。熱で溶けているので、ほつれ止めになっています。
木綿の場合にはヒートカットが出来ないので、裁断した部分は折り返し縫い（三巻縫い）をします。

ポールに取り付ける方法としては、袋縫いにして棒を通す方法とハトメ穴をあけて、そこに紐を通してポールを結びつける方法があります。

ご用途、使い方に応じて仕上げ方が変わってきますので、詳細についてはお気軽にお問い合わせください。


応援手旗の袋縫い画像	三巻縫いの画像	ハトメ加工の画像

制作価格

旗の作成価格については、サイズや製作枚数、色数などによりご参考価格表がありますので、そちらをご参照ください。
なお金額は概算価格ですので、原稿内容等の詳細をご連絡いただけましたらお見積いたします。

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作成までの流れ

ある程度内容が決まってきたら見積依頼をしてください。金額や納期の確認をして、特に問題がないようであれば、ご発注後に原稿のお打ち合わせに入ります。メールやＦＡＸなどでお打ち合わせしながら原稿内容を詰めていき、原稿が確定してから本製作に入ります。制作数量や内容にもよりますが、１週間から10日程度で仕上がる場合がほとんどです。出来上がり次第、出荷手配となります。


内容を検討します。		お申込み		当方で原稿を作成します。（無料）		OKなら製作開始。		納品（ほとんどは１週間～10日以内）